元横綱日馬富士による傷害事件で、被害者の貴ノ岩は10月30日、約2400万円の損害賠償を求めた訴訟を取り下げた。その理由として貴ノ岩は「モンゴルでは私に対する想像を超える強烈なバッシングが始まり、私の家族もモンゴルで非常につらい目に遭った」とし、家族から「裁判をやめてくれ」と要請されたと文書で説明した。
この報に対しネット上では「被害者がつらい思いをするなんて許せない」「被害者が泣き寝入りなんて許せん!」「被害者なのに気の毒で仕方ありません」「こんな形で取り下げないといけないなんてひどい」など、貴ノ岩関に同情するコメントが多数を占めた。
翌31日放送の「ひるおび!」(TBS系)では、現地モンゴルのSNS上に「そもそも貴ノ岩関の無礼な言動が発端だろう」「貴ノ岩が辞めろ! モンゴルの男として情けない」との意見があると紹介した。
「このコーナーに登場した、元NHK解説委員でジャーナリストの鎌田靖氏は、日馬富士の弁護士関係者を取材した際『貴乃花の“呪縛”が解けた』から提訴を取り下げた、と解説しました。貴ノ岩が裁判を起こしたのは、元貴乃花親方主導によるものだったとでも言わんばかりの発言に、ネット上では『鎌田解説は相撲協会の代弁者か! 真実を曲げないで』『頭から出血するほどの暴力をふるった日馬富士、見ていて止めなかった白鵬、こいつらのほうが圧倒的に悪いに決まってる』『どこまでも貴乃花を貶めるつもりなんだろうな』と反論の声があがっています」(芸能ライター)
解説者という立場であるならば、鎌田氏には「公正な視点」が求められるのではないだろうか。