TBSが今年12月31日の大みそかにボクシングの試合とSASUKEを放送すると発表した。タイトルは「平成最後の大晦日スペシャル!SASUKE2018&ボクシング井岡一翔世界タイトルマッチ」になる予定だという。
注目は何と言ってもSASUKE。ムキムキの一般人が鋼鉄の魔城を攻略する人気番組で、今では「Ninja Warrior」の名で世界中で放送されている。
「大みそかは絶対王者であるNHKを『笑ってはいけない』の日テレが追う図式になっています。昨年はそこに『孤独のグルメ』のテレ東がわずかに爪痕を残しました。TBSとフジは蚊帳の外。だったら『思い切ってやってやろうと』いうことでしょう。SASUKEは熱心なファンを持つ強力なコンテンツですが、大みそかにやるような番組ではない。一部からは『TBSは早くも勝負を捨てたのか』なんて声も聞こえてきます」(エンタメ誌記者)
とはいえ近年のSASUKEは見どころいっぱい。今年3月に放送された第35回では、ドリュー・ドレッシェル、川口朋広さん、“サスケくん”こと森本裕介さんの3人が何人もの挑戦者をはねのけてきたウルトラクレイジークリフハンガーをクリア。森本さんはファイナルステージ進出を果たしている。
「SASUKEといえば“ミスターSASUKE”こと山田勝己さんを忘れてはいけません。山田さんは現役を引退し、山田軍団黒虎を結成。後進の育成に励んでいます。ところが今年7月にフェイスブックで『オレはいまだにサスケへの復活を目指してます』と現役復帰の意志を示しました。山田さんは現役復帰するのか。フェイスブックを見るとその可能性はなさそうですが、何しろ山田さんのことですからわかりません(笑)。復帰なら見逃せませんよ」(テレビ誌ライター)
大みそかの夜といえば一時期、格闘技がテレビを席巻したことも。今年はそれとは違った熱い戦いが繰り広げられることになるだろう。