本田翼主演のサスペンスドラマ「チェイス」(Amazon)が、11月13日から配信再開となった。同ドラマは、ジャーナリスト・清水潔氏の著作「殺人犯はそこにいる 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件」(新潮社)の内容と酷似していると問題となり、お蔵入りとなっていた。
「『チェイス』は、ストーリー展開や台詞などが清水氏の著作と酷似していると新潮社から猛抗議を受け、最終回直前で配信が停止されていました。しかし今回、参考文献の提示と遺族への追悼の意を本編に追加すること、そして実際の事件をドラマ化したということ認めるという条件に和解。そして最終回も含めた全話が配信再開となりました」(テレビ誌記者)
長らくお蔵入りとなっていた作品が配信再開となったため、ドラマファンからは「もう2度と見られないと思ってたから嬉しすぎる!」と歓喜の声があがっている。さらに本編には、主演を務める本田のファンをザワつかせるシーンも登場するという。
「実際の事件を徹底取材した原作は、連続幼女誘拐殺人事件の裏に隠された国家ぐるみの衝撃的すぎる真実を暴露し、多くの読書ファンを唸らせた名作中の名作です。それを今回、『白夜行』の深川栄洋監督と、『HERO』や『ガリレオ』を手がけた脚本家・福田靖氏がタッグを組んでドラマ化しているため、日本のサスペンスものとしては、マレに見るハイクオリティな作品となっています。また本編の季節は夏なので、薄着の本田が取材のために現場を走り回るシーンも多数登場。その中で、画面の奥に向かって歩きながらフレームインするシーンがあるのですが、彼女はパツパツのズボンをはいているため、プリプリの美ヒップが丸わかりのサービスショットが映し出されています。これには、本田ファンから『艶すぎる!』と興奮の声があがっているようです」(前出・テレビ誌記者)
ただ題材となった誘拐事件には関係者が多く、いまだドラマ化に反対する声もあるなど、いつまた配信停止になってもおかしくはない。そのため、興味のある人は早めにチェックした方がいいかもしれない。