昨年12月から配信されているAmazonプライムビデオのオリジナルドラマ「チェイス 第1章」について、新潮社が配信中止を申し入れたと1月18日に発表した。同ドラマでは、本田翼と大谷亮平がW主演を務めている。
「『チェイス』は、配信直後から新潮社が発行するノンフィクション書籍『殺人犯はそこにいる 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件』と内容が酷似していると、ネット上で話題になっていました。その後、同社は『ストーリー展開や情景描写、セリフなどに共通点が多かった』と判断し、配信中止を申し入れたとのことです」(テレビ誌記者)
ドラマ「チェイス」は、主演以外にも、総監督が映画「白夜行」の深川栄洋、脚本はドラマ「HERO」(フジテレビ系)や「龍馬伝」(NHK)の福田靖、主題歌はポルノグラフィティ、そして脇役は岸谷五朗など、豪華すぎる布陣で映像化している。それだけに今回の中止申し入れ報道によって、ドラマの視聴数が増加しているという。
「今回、ドラマスタッフが物語、セリフなどを参考にした疑惑のある原作は、実話ながら『日本推理作家協会賞』を受賞するなど、手に汗握る展開でした。そのため、ドラマを見た視聴者は『元の題材が面白いだけにドラマもすごい』『続きが気になる』という口コミやスタッフの豪華さが話題に。さらに『ピッタリとしたボトムをはいたスタイルで調査する本田翼のヒップが最高』との感想もあり『今のうちに見ておかないと後悔しそう』と感じた視聴者の駆け込みが起こっているのです」(前出・テレビ誌記者)
もしもこのまま配信が中止されれば、ソフト化もされるはずがなく、二度と視聴できなくなりそうなだけに、当然の反応なのかもしれない。