吉本所属の芸人や文化人からオーディションを経て選抜された「吉本坂46」が、デビューシングル「泣かせてくれよ」のMVを11月20日に公開した。
同MVではダブルセンターを務めるトレンディエンジェル・斎藤司とスパイク・小川暖奈の2人を中心に、ガンバレルーヤのよしことまひる、そしてゆりやんレトリィバァといった人気の女芸人も一所懸命なダンスを披露。一方でパンサーの尾形貴弘やおばたのお兄さんらは体力まかせの激しいダンスで魅せている。振付には欅坂46の「不協和音」を担当したダンサーのTAKAHIROを起用し、欅坂テイストすら感じられる群衆ダンスも見ものだ。
ところが、そんな注目のMVから外されてしまったメンバーがいるというのである。16人の選抜から外れてしまった主なメンバーについて、アイドル誌のライターが指摘する。
「まずは吉本坂46の中でも最もアイドル好きで知られるトレンディエンジェルのたかしです。たかし自身はアイドルダンスの振りコピ歴も長く、今回のMVで踊っているダンス程度ならなんなくこなせるはず。しかしたかしは、番組収録などの仕事で一緒になったアイドルから執拗にメアドやLINEのIDを聞き出そうとするなど、ストーカー気質の持ち主としても知られています。それゆえCDデビュー後に女性アイドルとの共演も予想される選抜メンバーからは外されたのかもしれません」
またアイドル関連では、元NMB48の三秋里歩と高野祐衣も落選。彼女たちについては48卒業生と現役48メンバーの共演を避けるという理由がありそうだ。そしてもう一人、今後も絶対に選抜に選ばれないであろうメンバーもいるという。
「極楽とんぼの山本圭壱です。20日に出席した舞台の制作会見では『アイドルとして舞台に立たせていただく』と嬉しそうでしたが、世のアイドルファンは山本が、未成年女性との不適切行為により被害届を出され、吉本から契約解除された前歴を忘れてはいません。お笑い芸人としては復活したかもしれませんが、いまだに地上波への出演はほとんどありませんし、ましてや女性アイドルと同じステージに立つなどあってはならないこと。彼の活動はあくまでCDなど、ライブとは無縁の世界に留めてほしいものです」(前出・アイドル誌ライター)
そもそもなぜ山本を吉本坂46に選んだのかという疑問はなお残るものの、運営側にはせめて、最後の良識を示し続けてもらいたいものだ。
(金田麻有)