過去のライブでは「加害者」を成敗していた!?
音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」のボーカル・コムアイが、11月10日に札幌のライブハウスで行ったライブで体を触られる被害に遭っていたことがツイッター等で拡散され、発覚した。
コムアイはライブの後半に観客席を練り歩くパフォーマンスを見せたが、その際に観客席にいたファンから被害を受けたようだ。また、被害を受けたことについてはコムアイは同公演のエンディング前のMCで明かしていたという。
コムアイは「アタマにきて、ヒザ蹴り食らわそうと追いかけたら逃げて行った」と、触ってきた男をパフォーマンス中に追いかけたことを説明。しかし、コムアイは歌うためにこの場所にいるということを思い出し、蹴るのをやめたとのこと。
この出来事についてはコムアイはいっさいSNS等で語っておらず、事務所サイドも客席に乱入する形で起きた出来事として被害届の提出は考えていないそうだ。
「コムアイは16年6月のツイッターの投稿で《ステージから降りた時に酔っ払いの兄ちゃんに》、胸を《掴まれたから腕つかんで蹴り倒した》と、以前もライブ中に体を触られる被害に遭ったことを明かしています。その時は犯人を成敗することができたようで、《そんなこと演者なんだからどんなことされてもぐっと堪えなきゃいけない…とか全然思ってない》として、《カンパネラのライブ中に限って》触られた《女子男子は蹴り倒していいです》と表明していました。今回もできることなら懲らしめるつもりだったのでしょうが、犯人が逃げたこともあって、それを追走してもライブに支障が出ると判断したようですね」(エンタメ誌ライター)
中には、客席に下りるパフォーマンスをしたコムアイにも落ち度があるという声も見かけるが、やはりファンを喜ばせようとしてやっている演出だけにそれがなくなってしまうのも悲しいところ。本当のファンならばルールを守ってライブを楽しんでほしいところだ。
(権田力也)