スポーツ

馬主は胸中複雑?ロードカナロア産駒の快進撃が呼び込む競馬界バブル

 11月25日はいよいよ世界の名馬が競い合うGIレース「ジャパンカップ」が東京競馬場で行われるが、同レースでも“死角なし”と言われるアーモンドアイ(牝3)の父、種牡馬ロードカナロアの勢いが止まらない。

 ロードカナロアは初年度産駒から牡馬・牝馬のGI馬を出し、2歳馬も毎週のように勝ちまくっている。中には暮れのGIで好勝負可能な馬も何頭かおり、大きな期待がかかる。しかし、馬主側にとっては喜んでばかりもいられない。

「私が入っているクラブの今年の募集馬には、ロードカナロア産駒が6頭(牡3頭、牝3頭)いましたが、いずれも3000万円台で、来年は確実に上がるでしょう。牡馬はのきなみ5000万円以上になるのでは。それでもみんな欲しがるでしょうから、相当激しい争奪戦になりますよ」(ノーザン系クラブの会員・K氏)

 馬主にとっての懸念材料はまだある。

「ロードカナロアと良血牝馬から生まれた仔は、高値がつくセレクトセールへ回される可能性もある。ここには金に糸目を付けない個人馬主も多数参加するため、売る方にとっても好都合だからです。現に、今年のセリでも1億円の値までついたロードカナロア産駒がいましたからね」(スポーツ紙記者)

 ポスト・ディープインパクトの呼び声高いロードカナロア。その産駒の活躍次第では、サラブレッドビジネスにバブルをもたらすかもしれない。

(競馬評論家・兜志郎)

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