大坂なおみが東日本復興キャリティのテニスイベントで錦織圭と共演し、観覧者を喜ばせた。自身も「以後、クレイジーな日々」と語っていたように、全米オープン優勝後は「勝って当然」の重圧と注目を浴びている。そんな“追っかけ記者団”の中には、中国メディアの姿も…。
「大坂は『中国語の響き』を気に入っているみたいです」(TV局スポーツ部員)
大坂は中国が大会会場となったWTAファイナルにも出場しているが、期間中、中国の新聞は「直美」「奈緒美」「尚美」と表記がバラバラだった。そのため、中国メディアが相談し、大坂本人に「今後、中国国内では名前を『直美』で表記してもいいか?」と確認した。大坂は二つ返事で承諾し、以後、混乱はなくなったのだが、大坂からも逆取材を受けた。「大坂直美って、どう発音するの?」。
「ダーバン・ジーメイ」だと聞かされると、大坂は「おもしろい」とニッコリ。かなり、気に入っていた。
「大坂がもっとも重圧を感じるのは、日本での試合です」(前出・テレビ局スポーツ部員)
祖国である以上、仕方ないことではあるが、「ダーバン・ジーメイ」の気に入りようからして、今後、中国での試合出場数を増やし、日本参戦増のリクエストは無視されてしまうかもしれない。
(スポーツライター・飯山満)