12月3日、「2018タレントCM起用社数ランキング」(ニホンモニター)が発表された。男性部門は、お笑い芸人の出川哲朗が初の栄冠に、女性部門は、乃木坂46の白石麻衣(18社)が初のCMクイーンに輝いた。
「例年、男性部門のトップは11~12社の契約社数です。出川は14社で、2位の11社(ロバートの秋山竜次、高橋一生)を大きく引き離した。かつての嫌われキャラが、今や真逆の癒やされキャラに大変身。女子高校生から『カワイイ!』と言われ、1度見たら忘れられないユニークさでチビッ子にバカ受け。お年寄りまで抜群の知名度を獲得した。インパクトあふれる濃いキャラだけに、受け入れられたら強い。当分ひっぱりだこが続きそうです」(女性誌記者)
毎年ベスト10常連だった嵐は、意外な結果となった。15、16年と12社のCMに出演し、CMキングを連覇した相葉雅紀がまさかのダウン。9社と急減したため、二宮和也、櫻井翔らと仲良く同率4位に。松本潤は8社で5位となった。大野智に至っては、ベスト10圏外となった。嵐の残念な結果についてジャニーズウオッチャーが分析する。
「すべてはメンバー各人の熱愛報道が足を引っ張っているんではないでしょうか。アイドルたるもの、女っ気がないのが一番。女性に商品を訴求していくので、スポンサーもノースキャンダルを歓迎しますから、契約期間中にスキャンダルなど起こされたら、被害は甚大、起用に二の足を踏むのも当然でしょう。どの報道もメガトン級の破壊力で、実際、CDの売り上げ枚数が減っています。人気のなくなったアイドルは輝きを失い、ファンにもスポンサーにも見向きもされなくなっていきますよ。3年前、同棲を写真誌にスクープされた大野は、昨夏公開の映画以降単独の仕事が途切れたまま。テレビ出演も減り、単独CMは2社のみになった。グループ随一の実力と才能を持ちながら、お茶を引くありさまです」
嵐結成20周年記念イヤーにまさかの転落が始まるのかどうか。しばらく目が離せない。
(塩勢知央)