12月3日にニホンモニターが発表した「2018タレントCM起用社数ランキング」の男性部門で、14社に出演し1位となった、出川哲朗。かつての“抱かれたくない男ナンバーワン”のレッテルは影も形もないほどの、男女問わずの人気ぶりだが、業界内においてその原因は“大物芸人たちからの評価があってこそ”との見方が多い。
「明石家さんまはかつて、『恋のから騒ぎ』(日本テレビ系)で、『出川さんみたいな二流タレントになりたい』と言った出演女性に対し『出川は一流や!』と叱責したこともあり、島田紳助も『深イイ話』(日テレ系)で『司会者にとって出川がいるとやりやすい』と絶賛している。さらにダウンタウンの松本人志などは『ガキの使い』(日テレ系)で『(出川の生き様は)かっこいいよね』と真顔で賛辞を送ったほどですからね。腰が低く、ひな壇が定席だけに、スタッフによっては露骨に雑に彼を扱う者もいたのですが、そうした大物芸人たちの声で見方を変えていったとされます」(芸能記者)
そんな中、「世界の果てまでイッテQ!」(日テレ系)の出演で子供たちの人気を集め、女性視聴者からも“愛されキャラ”として受け入れられ始めたわけである。
「昨年からの大ブレイクに誰よりも喜んでいるのは、『イッテQ』の司会で出川と学生時代からの親友でもあるウンナンの内村光良でしょう。そのウンナンといい、やはり大物芸人のフォローは出川にとって大きな追い風となったことは間違いありません」(前出・芸能記者)
来年の出川の活躍ぶりからも目が離せない。