待望の「ドクターX」の続編がない年でも、秋の新作弁護士ドラマで「失敗しない女」ぶりをアピールした米倉涼子(43)。しかし、視聴率女王に待ったをかける人物が登場した!
民放ドラマプロデューサーが驚嘆する。
「常に20%を超す数字を叩き出す『ドクターX』(テレビ朝日系)は怪物ドラマでしかない。しかも、みずからの代表作にアグラをかかず、新作『リーガルV』(テレ朝系)に挑んだ米倉はテレビ朝日の救世主と言われていますよ」
最終回の視聴率は、17.6%、秋ドラマとしては最高の数字で有終の美を飾った。ドラマ関係者が明かす。
「今回は資格を失った弁護士役だっただけに、法廷での米倉の見せ場は少なかったが、本人は『(ドクターXの)未知子役もいいけど、今度の翔子役は自然体なのが心地いい』とお気に入りです。局には米倉が着ている衣装のブランド名など問い合わせがひっきりなし。実際、現場では、米倉の細長い美脚にピッタリはりついたロングブーツを脱がすのにスタッフ総出でヨイコラどっこいと着脱しているんです。その努力が報われたとホッとしています」
すでにこのドラマの続編も内定、19年も女優業の視界良好だ。
ところが、もはや敵なしの視聴率女王に待ったをかけるのが「次のドラマ女王」波瑠(27)だ。なにしろ、3年間で10本もの連続ドラマに出演しているのだ。実に8割3分3厘という高出演率を誇っている。
「波瑠がドラマで引っ張りダコとなる理由は、使い勝手がいいことに尽きます。地方でのロケはもとより、深夜の撮影などが続いても不平の一つも言いません。見かけはほっそりした華奢な体つきですが、体力にも自信があるようです。本人いわく、朝の連ドラの『あさが来た』で相当鍛えられたようで、大抵のドラマは『へっちゃら』だそうです」(プロデューサー)
さらに、次々とドラマ関係者がメロメロになるのは、米倉のセクシーさとは対照的な「清楚なお色気大作戦」にあるというのだ。
別のドラマスタッフが打ち明ける。
「波瑠さんは、セクシーボディでないものの、そのおじさんキラーぶりは、ハンパではありません。特に酒席では聞き役に徹していて、先輩俳優の演技論に熱心に耳を傾けるので、評判が高いんです。打ち上げではお開きまでつきあうのも当たり前で、中には波瑠を見かけると思わずハグまで交わす大物俳優もいますよ(笑)。また、襟元や袖口がルーズなダボっとした私服が多く、ワキの下や胸元がのぞき見えるとスタッフの間でも評判でした。モデル出身だけに、下着とか胸の谷間を絶対に見せない気の遣いようで、その絶妙なチラリズムで女性にも嫌われない清楚さを保っている。そのため、キャスティング会議では必ず波瑠の名前が挙がるんです」
視聴率では米倉に軍配が上がるが、忍び寄る波瑠の業界人気の高さが年を越えてどこまで迫っていくか。