「仮面女子」で東大卒のメンバー・桜雪が3月31日をもってグループを卒業し、“政治家転身”を発表したのは去る12月22日のこと。早くもその将来を不安視する声が相次いでいる。
電撃発表は東京・秋葉原の常設劇場「仮面女子CAFE」で桜が26歳となる生誕祭の最後の挨拶で飛び出した。今年4月にメンバーの猪狩ともかが事故で脊髄損傷の重傷を負ったことにより、「私も誰か未来を守ったりとか、誰かの未来を明るく照らせるお仕事をしたいと思いました」と、政治の世界に進むことを決めたのだという。
これについてネット上では、〈東大卒アイドルという肩書だけで政治家になるのは違うと思う〉〈猪狩さんを利用している気がする〉〈猪狩さんが事故に遭う前から政治塾通ってたやん〉といった反対の意見が相次いだのだが、ファンの心配に拍車をかけるのが、桜を公認候補(東京・渋谷区)に選んだのが地域政党の「あたらしい党」だったことだ。
「代表は、もともと小池百合子東京都知事の右腕で、昨年10月に小池氏の政治姿勢に疑問を訴え都民ファーストの会を飛び出した、音喜多駿都議。おそらく桜雪が一昨年に小池氏が立ち上げた政治塾『希望の塾』に入塾した頃から注目していたのでしょう。ただ、音喜多氏は一昨年には週刊文春でOLへの性的ハラスメント疑惑が報じられ、今年10月に新党を立ち上げた直後にも同誌で“妻と不貞行為OKという契約書を交わしている”といった内容の記事が出るなど、お騒がせなうえに完全に“文春砲”に狙われている人物。政治理念はともかく、そうした代表の下では政界進出など夢のまた夢なのでは」(政治記者)
ともあれ、桜がどこまで本気なのかにも注目だ。