北川景子主演ドラマ「家売るオンナの逆襲」(日本テレビ系)が1月9日にスタートし、平均視聴率は12.7%。16年に放送された前シリーズの初回12.4%を上回る好発進となった。
ドラマが始まると、ネット上には「待ってました!」「すっごい懐かしいーみんな大好き、続編ありがとう」など、歓喜の言葉があふれた。
物語は、「私に売れない家はない」と豪語するスーパー不動産屋の三軒家万智(北川)が、顧客のニーズと幸せを考え物件を売りまくるお仕事ドラマ。自身が猛烈仕事人間の営業ウーマンであり、ヘタレな周りの社員も「GO!」のひと言で迅速に動かす。
今作からは、三軒家のライバルとしてフリーの不動産屋・留守堂謙治(松田翔太)が加わったのも見どころの1つだろう。
「前作は、最高平均視聴率13.0%のヒット。2時間枠のSPも同じく13.0%と高視聴率でした。今回の松田の参加のように人気俳優を押さえやすいというメリットもあり、ヒットしたドラマのシリーズ化の強みを感じます。ドラマは、脚本家の大石静によるオリジナル。原作モノが多い中、オリジナルで勝負する場を示すことは、後に続く若い脚本家を育てるという意味でも意義のある作品だと思います」(テレビ誌ライター)
三軒家の「GO!」というセリフと強烈な目ヂカラもより一層のすごみを増した今作。足立聡(千葉雄大)と留守堂のほのかなボーイズラブ匂わせのドキドキ展開にも期待したい。