美人女優の北川景子が、目を大きく見開いて「GO!」と叫ぶシーンが印象的なドラマ「家売るオンナの逆襲」(日本テレビ)。2016年に放送された第1シリーズは、平均視聴率11.6%で、最終回は13.0%の高視聴率をマークした。現在放送中の第2シリーズも、初回の平均視聴率は12.7%と好スタートを切り、第2話では12.9%とポイントを上げた。しかし、第3話は11.4%と1.5ポイントも急降下し、1月30日に放送された第4話は10.7%になってしまった。
視聴率急落の原因について、さるテレビ誌ライターは「イモトアヤコ演じる白洲美加にある」と断言する。
「第2話で、主人公・三軒家万智(北川)のライバルとしてフリーランスの不動産屋・留守堂(松田翔太)が主要キャストに加わりました。彼は、三軒家が務めるテーコー不動産の社員行きつけのバーに通うようになります。そこには、白州がバイトとして働いているのですが、イケメンの留守堂に興奮して鼻血を出しまくるシーンがあり、それが視聴者からは『イモトの鼻血汚い』とドン引きされたのです。第4話では、臼田あさ美扮するバーのママ・こころの不在シーンが多くイモトばかりが出てきました。これも『イモトは出さなくてもいい』と不評でした」
視聴者から嫌われているのは、白州だけでない。テーコー不動産の新人、鍵村洋一(草川拓弥)と床嶋ゆかり(長井短)。この2人、とにかく労働意欲が欠如していて「新人ウザい」と視聴者をイラつかせている。
視聴率V字復活のカギは、白州の登場シーン減と新人2人の労働意欲の目覚めにかかっているようだ。