新年早々、嵐・松本潤の好感度が跳ね上がったという。
それは、1月3日放送の不定期バラエティ番組「嵐ツボ」(フジテレビ系)でのこと。とにかく話題の中心となったのが松本なのだ。同番組では、歴代の嵐マネジャーにアンケート。「嵐メンバー5人のウソ偽りない素顔」をクローズアップさせる企画を放送した。
「松本はメンバー最年少ながら一番の社交家。彫りの深い顔、カッコよさを身上とし、どんな時も誰よりも熱い男として一目置かれている。その一方で、物事に対するこだわりが強く、納得するまでどうやっても退かず、1度決めたことは厳守する頑固一徹な顔も持つ。食べ物、飲み物、香辛料など松本仕様でないと受け入れず、歴代のマネジャーを散々困らせてきたんです」(ジャニーズウオッチャー)
同番組でも、松本流こだわりは「鉄の掟」と呼ばれ、マネジャーのみならずメンバーまでも従わされていることが明るみに出た。
「そばは麺とつゆが別々という掟を忘れ、つゆたっぷりのそばが届いた時のこと。顔面蒼白のマネジャーにかわり、相葉雅紀と二宮和也がフルスピードでそばを別々に分け、何とか気づかれずにすんだという顛末が語られていました。忖度とは無縁で、部屋の暖房の温度を上げさせたりと勝手放題の松本に振り回される周囲に、ネットでは同情する声が少なくなかった」(ネットライター)
だが、一方ではステージ演出を担当する松本の卓越した発想力と、ずば抜けた実行力を絶賛する声が相次いだ。「今までで一番驚いたコンサートの演出」という質問で、マネジャーたちはこぞって松本を大絶賛。「ペンライトを使っての光の変化」などに高評価が集まった。特に松本のステージにかけるストイックなまでの情熱には拍手喝采。ゴンドラの空中浮遊がうまくいかなかった時、海外招致スタッフに臆することなく、1時間近く叱責。「やってねえのにできねえとか言うな」とどやしつけ、本番でみごとに成功させた姿にプロの矜持を感じたという。
「二股愛報道などお騒がせな下半身を持つ松本が、仕事ではプロ根性の塊で尊敬に値する人物というベタな展開に好感度アップ作戦の匂いも漂ってはいました。ですが、ドームツアー50公演中の嵐にとっては、松本は必要不可欠な存在であることがあらためて伝わってくるような内容でしたね。松潤ファンも、この番組を見て惚れ直したんじゃないですか」(スポーツ紙記者)
この先も“武勇伝”を量産していくに違いない。
(塩勢知央)