2020年12月31日をもって活動休止を発表したアイドルグループ嵐。リーダーの大野智が2017年6月中旬頃に「嵐の活動をいったん終えたい。自由に生活してみたい」との意思をほかのメンバーである櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤に明かしたことから、今回の決断に至ったという。
実は17年12月27日放送の「ビビット」(TBS系)にVTR出演した松本は、番組MCで、事務所の先輩のTOKIOの国分太一と対談する中で、「実はリーダー(大野)がデビュー10周年のちょっと前に辞めたがっていたというのを後で本人から聞いた」と明かしたことがあった。
「その頃から一部のファンは『大野が嵐を辞めるのではないか』『ジャニーズ事務所を退所する日が近いのではないか』という疑念を抱いていたようです。大野は踊りや歌、演技がうまいと言われていますが、それと同等に絵画やフィギュアなどのアート作品も草間彌生をはじめとする芸術家などから高い評価を得ています。08年2月にはジャニーズ初の個展を開き、その作品写真集『FREESTYLE』も出していますが、この年がデビュー9年目にあたるので、おそらく松本が言っていた“大野が辞めたがっていた時期”とはこの頃のことではないでしょうか。また、17年10月リリースのアルバム『untitled』に収録されている相葉と二宮が歌う『UB』という楽曲が、『まるで今回の活動休止を暗示しているようだ』とファンの間で熱く語られています。『ユニットバス』を歌った1曲で『今は離れることが必要だけれど、私たちはいつも並んでいる、私たちは1つ、離れることはできない』といった意味の歌詞があるんです。タイトルの『UB』とは実は『Until Back』で、つまり“戻るまで”。大野が嵐に戻るまでとの意味ではないかと言われています」(女性誌記者)
菅官房長官までもが「残りの期間、ファンの期待に応えて頑張ってほしい」とエールを贈った国民的アイドルグループ嵐。きっとその声に応えてくれることだろう。