1月23日放映の北川景子主演「家売るオンナの逆襲」(日テレ系)第3話の視聴率が、11.4%で2ケタ台をキープしたものの、前回よりも1.5%もダウンした。
実は、「逆襲」スタート以来、ネット上では北川演ずる三軒家万智に対して〈前作よりも、演技が過剰で見ていて疲れる…〉といった意見もチラホラ見られてはいた。さらに今回のテーマだったLBGT問題を扱った展開にも賛否があり、昨年の人気ドラマ「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)に便乗するような話に、視聴者が少々食傷気味だったことも関係しているのかもしれない。芸能ライターが言う。
「妻と子供がありながらトランスジェンダーであることを自覚して悩む夫がいる家族や、女性同士のカップルの住まい探しの難しさを、時にやさしく時に厳しく、どのように生きていけば良いのかといった深い部分にまで鋭くアドバイスをしていく万智の“決め”のセリフには、主に絶賛の声が挙がっていましたね」
一方で、今回特にツイートなどで話題となっていたのが、庭野(工藤阿須加)の客室乗務員風に扮した制服の女装姿が、キレイだった、という意見。〈工藤阿須加の女装かわやったんやけど(笑)めちゃくちゃ似合ってた(笑)〉〈美しい〉といったものから〈横顔が深田恭子に似てる〉〈堀北真希に似てないか〉といった声まであった。
「工藤演じる庭野が勤務する万智の職場『テーコー不動産』の営業男性陣がみんなで女装。LBGT問題に悩む家族の応対をする、という展開にはありえないという、面食らったような意見も少なくなかったですね」(前出・芸能ライター)
工藤は、昨年より、「ZIP!」(日テレ系)で水曜MCに抜擢されるなど、テレビ出演が増える一方。司会業でも、芸能人らしからぬ擦れていない飾らない様子が、女性ファンはもちろんのこと、彼の父親の黄金時代を知る男性からも好感をもたれているようだ。今回のドラマでも、父親の工藤公康監督率いる福岡ソフトバンクホークスの昨年の戦績さながらの結果に近づけるよう、貢献していただきたいものだ。
(島花鈴)