日本のファンもこの絡みを心底うらやましがっているようだ。
台湾のファンが撮影した空港での乃木坂46のお見送り動画がネット上で拡散され、ファンの間で話題を集めている。乃木坂46は27日に台湾の台北アリーナで初の台湾単独公演「NOGIZAKA46 Live in Taipei 2019」を行っているが、今回撮影されたのは、その翌日に台湾を去る乃木坂のメンバーたちの空港での様子。同空港では乃木坂が台湾入りした際にも約400人の現地ファンがメンバーを出迎えていたが、お見送りも同様に多くのファンが集まっていた。
動画を見ると、台湾のファンたちは片言の日本語で、各々が好きなメンバーたちの名前を叫んでいたが、ほとんどのメンバーがそれに気付くと笑顔でファンに手を振っていた。実際、動画の撮影者は、この日空港に現れた17人いるメンバーのうち、大半のメンバーの名前を呼んでいたが、何と17人中10人のメンバーが撮影者に手を振ったり、何らかのリアクションを見せていた。
「動画での対応の良さが特に目立っていたメンバーを挙げると、秋元真夏と高山一実ですね。秋元は握手会での対応がいいメンバーで有名ですが、動画の撮影者から自身の持ちネタ『ずっきゅん』を求められると、指鉄砲を作り、片目でウインクしながら、その撮影者に向けて撃つ動作を見せて、ファンからは喜びの声が上がっていました。高山も持ちネタである『アメイジング』(『アメイジング』と叫びながら、両手をまっすぐと斜め上に広げるポーズ)を振られると、満面の笑顔でそれに応じていました。ともに1期生メンバーであり、バラエティ番組での活躍ぶりが目立つメンバーですから、ちょっとした触れ合いにも手を抜かずに全力で対応していました」(アイドル誌ライター)
この動画を見た日本のファンからは「この距離で長時間話せるのは良いねえ」「かずみんの対応は神だろ」「撮影者がただただうらやましい」「ここまで売れてて、これだけのファンサービスができるんだから乃木坂が売れるのがわかるな」など、メンバーの対応を絶賛する声が上がっている。
「乃木坂と番組で共演したX JAPANのYOSHIKIも『乃木坂の人たちって、何て言うんですかね? 売れているのがわかる。努力してるし、その努力を見せずに(頑張っているし)、礼儀正しい』と、メンバーの謙虚さを過去に絶賛していましたね。これから海外にも人気も広げていきたいわけですから、大物ぶって大物感を演出するのではなく、まずは謙虚な姿勢を見せるのが乃木坂らしいですね」(前出・アイドル誌ライター)
その対応で台湾のファンのハートをガッチリと掴んだことだろう。
(権田力也)