2月2日スタートのドラマ「絶対正義」(フジテレビ系)で、フリーアナの田中みな実が連ドラに初挑戦する。
“イヤミス”こと「読後感が嫌な気分になるミステリー作品」は近年、ファンの裾野を広げている人気ジャンルだが、そんなイヤミス界の新星との呼び声も高い、秋吉理香子氏の同名小説が原作。主演はアクの強いキャラクターが板についてきた山口紗弥加だ。
度を越した正義感の持ち主・高槻範子と、そんな範子と高校時代から仲のいい女友達4人を、田中をはじめ、お笑いタレントの厚切りジェイソンと夫婦役を演じる片瀬那奈、ミムラから改名した美村里江、ディーン・フジオカ主演ドラマ「モンテ・クリスト伯」(フジテレビ系)で演じた「エデルヴァこと江田愛梨」役で女性ファンが急増した桜井ユキが演じる。
田中が演じる石森麗香は、子役から芸能界入りした女優で現在不貞中という設定だ。
「ネット上では局アナからフリーになって女優業に活動の幅を広げ、昨年の日曜劇場『ブラックペアン』(TBS系)で元看護師の治験コーディネーター役を務めたカトパンこと加藤綾子と、田中を比較する声が続出しているようです。お堅い職業のキャリアウーマン役などでなく、不貞中の女優役ということから、主演の山口演じる範子に恐ろしいほどの正義を振りかざされることは確実。加藤のようにクリーンなキャラでなく、田中は汚れ要素のあるキャラで連ドラデビューするぶん、女性視聴者からの敵対視は避けられそうですね」(テレビ誌ライター)
リアルなスゴみを出すことが上手になってきた感のある主演の山口に、迫られ、怯えて、震える田中に注目だ。