世はグループアイドル全盛期。新たなグループが次々とデビューし、メンバーも目まぐるしいほどに入れ替わっている。そんな状況を受けて、グループアイドルはタレント、女優の登竜門になった。少し前のテレカを振り返ってみれば、今や大物女優として活躍する人の顔を発見することができる。
一番の大物は昨年9月に引退した歌手の安室奈美恵だ。安室は92年から95年までダンスユニット「スーパーモンキーズ」に所属。アイドル的な活動を行っていた。93年にリリースしたシングル「ダンシング・ジャンク」のCD販促用に配布されたテレカでは、スタイル抜群の安室を見ることができる。
「安室はバツグンのスタイルで他のメンバーを“公開処刑”しています。手足の長さか段違いですね。この時は『SUPER MONKEY’S 4』を名乗り、4人組でした。ちなみにこの時のメンバーの一部は後にMAXになります」(芸能ライター)
昨年3月、所属事務所を辞めてフリーになった満島ひかりは97年から2000年まで男女7人で結成された「Folder」でデビュー。00年からは女性5人組の「Folder5」に替わり、アイドルとして活動した。ヤングジャンプのテレカでは、あどけない表情を見せている。
「元フジアナの平井理央は『おはスタ』(テレビ東京系)でアシスタントをしていました。そのコたちを集めたグループ『おはガール』に所属しています。平井がフジのアナになった時、盛んに元アイドルであることが言われたので、知っている人も多いことでしょう。版元不明のテレカでは屈託のない笑顔を見せています。このテレカは今も1万6000円の高値をキープしていますね」(テレカ評論家)
玉置浩二の妻・青田典子は大人のアイドルユニット「C.C.ガールズ」に所属していたことも。このほかにもグループアイドルに所属していたタレントは多数。発売中の「アサ芸Secret!Vol.56」では、そんな貴重なテレカを一挙紹介。意外な顔を見つけて、懐かしんでみてはどうか。