お笑い芸人のたむらけんじが2月5日にツイッターを更新。自身を〈おもろ無い奴〉とツイッターで批判した大阪府のあるラーメン店がネット上で炎上騒ぎになっていることに対し、〈もうやめましょう〉と沈静化を呼びかけた。
スポーツ報知の報道によると、コトの発端は、1月22日のこと。ラーメン店はツイッターに〈先程『たむけん』さんが来店されました!〉と投稿し、店の前でたむらと撮影した写真を掲載した。店は続けて〈マイク、カメラなかったらおもろ無い奴でした〉と投稿(削除済み)。たむらは2月4日、このツイートに対して〈えっ?嘘でしょ?気持ち良く写真も撮らせていただいたお店にこんな事言われる事あんの?ちょっとびっくりなんやけど〉とショックを露わにした。
ネット炎上に詳しいあるIT系ライターは「たむらさんが反応したことで、ラーメン店のツイートは多くのツイッターユーザーの目に触れることになり、たちまち炎上騒ぎになってしまいました」と語るが、実際、ネット上ではラーメン店に対し〈酷すぎる対応だ〉〈写真まで撮らせてもらっておいてディスるの?〉〈潰れろ!〉など批判が殺到することになったのだ。
たむらは5日〈もう、やめましょう。 僕に対するお言葉はこの後もありがたく頂戴しますが、向こうへのお言葉はもうやめましょう。 皆さんの大切な時間を費やしてまでやる価値のない事です。 ご理解よろしくお願いします〉とツイッターユーザーに事態の収束を呼びかけた。結局、ラーメン店社長が6日、ツイッターで騒動の経緯を説明し〈私に全て責任がございます〉と謝罪した。
「たむらさんは恐らく、《おもろ無い》と書かれたことに対する愚痴を言いたかっただけなんでしょうし、ラーメン店が炎上することは望んでなかったんでしょうけどね。ご自分の影響力を軽く見過ぎていたのかもしれません。ツイッター上で有名人と一般人がトラブルになると、一般人の側が一方的に叩かれ炎上するということは時々あります。その点で有名人側は一層気を遣いたいところですね」(前出・IT系ライター)
それにしても、カメラの回っていないオフの時までもおもしろさを求められる芸人も大変である。
(石見剣)