毎日1つのテーマについて連続ツイートをする脳科学者・茂木健一郎氏が、お笑い界やファンを敵に回したと話題になっている。「日本のお笑い芸人たちは、上下関係や空気を読んだ笑いに終止し、権力者に批評の目を向けた笑いは皆無。後者が支配する地上波テレビはオワコン」とし、日本のお笑い芸人のメジャーや大物と言われている人たちは、国際水準のコメディアンとはかけ離れており、本当に「終わっている」と重ねたことで、芸人たちからさまざまな反響があがっているのだ。
「有吉弘行は、3月5日放送の自身のラジオ番組で、お笑いを批評するのに『オワコン』という言葉を使っているのがダサ過ぎと斬り捨てています。ウーマンラッシュアワーの村本大輔は、SNSを通じて自身の番組出演をオファーしているといいます。爆笑問題の太田光は、3月7日放送のラジオ番組で名指しこそしませんでしたが『うるせえよバカ』と批判。田中裕二も『オワコンとか言ってんじゃねぇよ』と発言。太田は3月12日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)でも、『お笑いはこうじゃなきゃいけないというのは、いちばん窮屈』と、改めてお笑いについての持論を展開しました」(女性誌記者)。
お笑い界をリードする存在を自負する太田にとっては、門外漢の茂木に偉そうにコメントされたことが許せなかったのだろう。