2020年での活動休止を突如発表し、世間の話題をさらったジャニーズ事務所の人気グループ・嵐。
グループ活動休止後はそれぞれのメンバーがソロで活動を続けることが予想されているが、中でもバラエティー番組などでのMC業が活発化すると目されているのが相葉雅紀だ。
「グループの活動休止を要望したと言われている大野智は芸能活動をセーブし、絵画など芸術方面の活動に力を入れるのではないかと言われています。また、二宮和也や松本潤は実績のある俳優業、慶大卒で現在も『news zero』(日本テレビ系)にレギュラー出演している櫻井翔は今後もキャスター業を継続しますが、相葉はMC業がメインになるでしょう」(芸能レポーター)
そうした中、業界内で注目されているのが、相葉と中居正広との関係だという。
「ジャニーズタレントの中でも、SMAP時代から数多くのバラエティー番組にレギュラー出演していたMC業の先駆者といえば、中居ですからね。相葉がMC業に専念する今後は当然、さらに仕事面でカブるケースが出てくるでしょう」(前出・芸能レポーター)
そのうえで、この芸能レポーターは続ける。
「相葉自身は先輩の中居に敬意を払っているようですが、事務所としては中居より年齢も若く、“本流グループ”である嵐のメンバーだった相葉を今後は売り出したいはずです。そうした周囲の思惑もあり、両者が微妙な関係になることが想定されますね」
実際に近年では、関ジャニ∞の村上信五がバラエティー番組のMCとして活躍したり、KAT-TUNの亀梨和也がスポーツ情報番組のMCを務めるなど、かつては中居の独壇場だったバラエティーやスポーツ番組のMCを同事務所の後輩たちが務めるケースも増えている。
「嵐」の活動休止により、ジャニーズタレントによるMC業争いがますます激化することになりそうだ。
(しおさわ かつつね)