2月21日発売の「週刊文春」が、宗教法人「幸福の科学」の創始者である大川隆法総裁の長男、宏洋氏のインタビューを掲載した。宏洋氏は2018年10月、YouTubeにて教団からの脱退を表明している。
宏洋氏は大川総裁の息子としての数奇な半生を語る中で、2017年2月に突然教団への出家と芸能界の引退を表明した清水富美加(千眼美子に改名)との結婚を大川総裁に迫られたことがあったことも同誌で告白しているのだ。
「記事によると、2017年1月、宏洋氏は大川総裁から『彼女と結婚しなさい』と命じられ、大川総裁は清水に連絡。所属事務所から契約途中で辞めることを承諾させたというのです。清水は同年2月、一方的に芸能界引退を表明。5月には所属事務所との契約終了と幸福の科学系列の新事務所への所属が発表されました」(芸能ライター)
さらに大川総裁は、宏洋氏と清水が主演した映画の撮影終了後、2人を自宅に来るように指示したのだという。
「宏洋氏が告白したところによれば、大川総裁は、清水に『宏洋は真面目で良い子だ』と話しかけ、清水はニコニコ相槌を打っているだけだったとか。宏洋氏は清水が帰った後、大川総裁に『あの子は二面性があるから信用できないし、結婚はできない』と伝えたのだそうです。清水は信者でこそあったものの、基本となる経典を読んだことがなく、映画の撮影現場でも、撮影スタッフの陰口を言うなど、裏表の激しい性格を、宏洋氏は目の当たりにしていたということのようです」(前出・芸能ライター)
大川総裁が清水との結婚を宏洋氏に迫ったことなどについて、幸福の科学は事実関係を否定。宏洋氏が脱退したとも認めておらず、あくまで「休職中」としているという。