本人としてはいいツッコミができたつもりだったのかもしれないが、思わぬ反応となってしまったようだ。
お笑いコンビ「2700」のツネと八十島が、21日に放送されたバラエティ番組「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」(テレビ東京系)に出演。この日は「今キテる! 成功者&転落芸人SP」のテーマで放送され、11年に「♪右ひじ左ひじ交互に見て」というリズムネタでブレイクするも現在は仕事が激減した同コンビが登場。ツネと八十島の対照的な生活ぶりが明かされている。
ツネには3人、八十島には2人の子どもがいる一家の大黒柱。そのため、芸人としての収入が少ないぶん、どちらも副業を頑張っているとのことで、ツネは不動産会社に就職。週3~4日働いて月収は20~30万円ほど得ているそうだ。
一方の八十島は「パチスロで生活してやろうと思ったんですよ」と決意。最初はビギナーズラックで勝ち続けていたが、3カ月目から収支がマイナスになったそう。ただ、パチスロ集団を束ねるファンの男性と出会い、勝てるノウハウを学んだところ、現在は毎月30万円ほどをスロットで稼いでいるとのこと。
とはいえ、普通に考えれば収入源が確実に安定するというわけでもないため、八十島のパチスロで生計を立てるという意気込みを聞いた番組MCの次長課長の河本準一は「大きな声で言うてるけど、とんでもないクズ発言」とツッコミを入れ、「(パチスロの)プロで稼ぐのは相当大変」と、自身の知る情報からパチプロで生活をすることは厳しいと言及している。
しかし、この河本の発言に対して世間からは「河本、アンタの方がクズだよ」「いやいや、不正受給のお前が言うんかい」「税金じゃなくて、自分の資金でパチスロをしているなら別に良くない?」など、八十島ではなく、河本の過去の騒動を引き合いに出して、批判する声が上がっている。
「河本といえば、自身に十分な収入があるのにもかかわらず、母親が生活保護を15年に渡って受給していたことが12年に発覚。明らかな不正受給ですが、河本は母親に『タダでもらえるんならもらっとき』とか『もろとけばいいんや』と、不正受給を促していたと当時、報じられていました。そのため、パチスロで生計を立てるという八十島の決意よりも、どちらかと言えば、この河本の発言のほうがクズ発言ですから、その過去を知る世間の人々から掘り返されてしまったようですね」(エンタメ誌ライター)
とりあえず、河本としてはよほどのことがない限りは今後、他人をクズ扱いしないほうがいいだろう。
(田中康)