4月20日スタートの新ドラマ「俺のスカート、どこ行った?」(日本テレビ系)が放送前から大きな反響を呼んでいる。
主演はイケメンではないのに華があり、演技が上手くおもしろいことで人気の高い古田新太。このドラマの放送は、かつてはジャニーズ主演枠となっていた土曜夜10時。放送中の坂口健太郎主演「イノセンス 冤罪弁護士」に続き2作目の“ジャニーズ以外の俳優主演”となる。
古田が演じるのは同性好きで女装家の新任国語教師・原田のぶお52歳。この設定と配役に古田は「これで低視聴率ならただのミスキャストですよ。おいらの責任じゃない」と冗談めかしてコメントしているが、ネット上では「これは期待しかない!」「公開された古田の女装姿を見ただけで笑える」「やっと大人が見て楽しめそうなドラマが始まる」など、期待の声が殺到している。
「日テレで放送された『3年A組-今から皆さんは、人質です-』は原作なしのオリジナル脚本。変わった教師が主役の学園モノで、高視聴率を獲得しています。おそらく視聴者がテレビドラマに何を求めているか、どんなドラマを作れば喜ぶのか、つかんでいるんでしょう。その勢いで古田を上手に扱えば視聴率はもちろんのこと、映画化など大化けするドラマになりそうな予感がします」(テレビ誌ライター)
古田が演じる原田のキャラクター監修を女装パフォーマーでエッセイストのブルボンヌが担当。放送中のドラマ「ゾンビが来たから人生見つめ直した件」(NHK)で注目されている脚本家・櫻井智也と、昨年10月期放送で、King & Princeの高橋海人、神宮寺勇太、岩橋玄樹が主演を務めた深夜ドラマ「部活、好きじゃなきゃダメですか?」(日本テレビ系)で連ドラ初脚本を担当した加藤拓也が今作の脚本を描くという。
土曜の夜に「原田のぶお」という新たなスターが誕生するかもしれない。