19年の国内女子ゴルフツアーが開幕した。昨季は韓国勢に賞金ランクのワンツーを許しているだけに、3位につけた鈴木愛らが女王奪還に燃える。
今季ツアー数は昨年より1試合増えて39試合。賞金総額は過去最高の39億4500万円となり、女子ゴルフ人気の高さが伝わってくる。今季注目の対決カードをスポーツ紙記者が語る。
「小祝と松田のツアー初優勝争いでしょう。小祝はトップ10入り13回、4度の2位から“シルバーコレクター”と称された。17年プロテストをトップ合格した松田は、昨季の10月以降の8試合でトップ10内が6回。優勝カップを掲げられなかった悔しさを募らせた2人は、オフにハードトレを課し、『まずは優勝。前半でシード権を確定させる』と強気の発言をしていました」
その小祝は昨年に続き、姉のように慕う上田桃子(32)との恒例のハワイ合宿から始動した。ゴルフライターが仲の良さを明かす。
「オアフ島に1カ月ほど滞在し、早朝の10キロランや全力での15回連続の素振りを取り入れるなど、地味ながらもゴルフ漬けの毎日を送っていました。食事係も交代制で、1年間を戦ううえでの様々なノウハウを教えてもらっていましたね」
小祝と松田の初優勝を巡る争いにとどまらない。3月12日発売の「週刊アサヒ芸能」では、原英莉花(20)を擁する「ジャンボ軍団」と中嶋常幸が主宰する「トミーアカデミー」門下生との対決などの女子ゴルフ界に吹き荒れる5大バトルを徹底解説している。