芸能

決定!令和に語り継ぎたい「実写版ヒロイン」(2)原作者が熱望して長澤まさみが食い込み水着姿を披露!

 2次元の世界でのみ愛されてきたアニメキャラが、リアルな3次元映像で現れる!はたして、アイドルや女優たちが再現したヒロイン像は、いかなる採点を下されるのか?令和の時代も語り継いでいきたい平成の世に起きたミラクルを徹底検証!

     *

 続いて、青春の香りがプンプンする名作に移ろう。あだち充原作で、長澤まさみが“浅倉南”に扮した「タッチ」(05年、東宝)のことだ。長澤のデビュー当時からインタビューを重ねた美少女研究家の高倉文紀氏が言う。

「あまりに有名なアニメのヒロインを演じるということでプレッシャーもあったでしょうが、原作のファンも納得する美少女ぶりでした。今で言うなら広瀬すずに相当する“旬のキャスティング”でしたし、サッカー選手だった父親譲りの運動神経の良さがスクリーンから伝わってきました」

 さらに長澤は1年後、同じ原作者の「ラフ」(06年、東宝)でも、飛び込み選手の亜美役を演じた。撮影現場も取材した前出の高倉氏が明かす。

「監督が『長澤まさみを水着にしたかった』と言っていました。水着姿になると一段とスタイルの良さが際立ち、演技力も高いため、スポーツ物のヒロインにはうってつけでしたね」

 別の視点で絶賛するのはアイドル評論家の織田祐二氏だ。

「まだ10代の貴重な水着姿。映画の3年前に16歳でグラビア卒業宣言しただけに、長澤グラビアロスからちょっとだけ、いや、かなり解放された作品。水色の競泳水着や、黄色いハイレグ水着姿は必見です」

 実写化の原作で最も古いのは、綾瀬はるかが主演した「ひみつのアッコちゃん」(12年、松竹)で、赤塚不二夫によるマンガの連載は1962年に開始。誕生50周年を記念しての実写化であった。前出の高倉氏が分析する。

「原作では小学生のヒロインですけど、ひとひねりして魔法のコンパクトにより、大人の女性になったというオリジナルの設定。こういう明るい世界でコミカルな役をやらせたら、綾瀬はるかは適役です。天然系の女優として、この役はハマっていました」

 映画自体はそこそこのヒットに終わったものの、昨年、高視聴率を獲得した「義母と娘のブルース」(TBS系)につながるコメディエンヌとしての出発点になったことは間違いない。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
3
沖縄・那覇「夜の観光産業」に「深刻異変」せんべろ居酒屋に駆逐されたホステスの嘆き
4
段ボール箱に「Ohtani」…メジャーリーグMVP発表前に「疑惑の写真」流出の「ダメだ、こりゃ!」
5
巨人が手ぐすね引いて待つ阪神FA大山悠輔が「ファン感謝デー」に登場する「強心臓」