ネット社会の現代において、逮捕前から法律違反の薬物使用の噂が流れていたASKA。その流れはジワジワと広がり、2013年8月8日号の「週刊文春」には、ASKAが法律違反の薬物を吸引しているビデオで脅迫されていた、という内容の記事が掲載された。
これに対し所属事務所は、記事の内容を否定し厳重に抗議する文面を公式サイトで発表。その後、同誌は10月17日号でASKAのインタビュー記事を掲載。ASKAは法律違反の薬物に関しては否定したものの、医療機関で処方されたという薬物の使用を認めた。
ところが結局、14年5月、俗にシャブと呼ばれる薬物所持の容疑で逮捕され、9月に懲役3年・執行猶予4年の有罪判決を受けた。
この執行猶予中だった16年、同じ薬物の使用の疑いで11月28日に逮捕。警視庁に身柄を勾留されたが、12月19日に嫌疑不十分で不起訴処分となり、同日に釈放された。
ASKAは、執行猶予期間が明けた18年に活動を本格的に再開。逮捕後は様々な奇行や言動などがたびたびネットで話題になったが、今年1月17日の「直撃!シンソウ坂上」(フジテレビ系)に登場。司会の坂上忍からクスリをやめられる人とやめられない人の差について聞かれると「やる人はやる、やらない人はやらないだけ」と答えた。
また、現在活動休止中のCHAGE and ASKAの復活については「確認できているのは、『CHAGE and ASKA』に対しての愛情はおたがいに持ち合わせている。これが確認できただけで十分」と話したものだった。