「もともと美脚には定評がありましたが、今回、艶っぽい太ももをチラチラと見せながら舞うように戦う姿に、多くの観客が『美しすぎる!』と感動とコーフンの声を上げ、SNSが盛り上がりを見せています。声のトーンを低く抑えてのクールな芝居も、とにかくカッコいいですね」(芸能記者)
4月19日に公開スタートし、10連休が終わった時点で興収35憶円突破など、その爆発的な人気ぶりが伝えられるコミックの実写映画「キングダム」。中でも絶賛されているのが、物語のカギを握る山界の死王・楊端和役を演じている長澤まさみのハマりっぷり。映画関係者の間でも「主演の山崎賢人を完全に食うインパクトと存在感」ともっぱらで、早くもこんな話が伝わってくるのだ。
「撮影中の時からまったく違和感のない長澤の姿に、制作陣も『これは絶対に話題になる』と確信し、原作から離れた楊端和を主人公とするスピンオフ作品の企画を水面下で進め始めたといいます。全編で長澤の美脚が舞い、時に雄叫びをあげる迫力作となればヒット確実でしょう」(前出・芸能記者)
原作が人気であればあるほどファンの評価は厳しくなりがちだが、「キングダム」はそんな声もほとんど聞こえない。山崎も大ヒットを受け、早くも続編への意気込みを語っているが、確かに、むしろ山崎抜きのスピンオフのほうが観たいかも。
(露口正義)