「週刊ヤングジャンプ」に連載の人気コミック「キングダム」実写化に関して、キャスト9人が発表されると、主演の山崎賢人の名前に賛否が飛び交ったことはすでにご存じの人たちも多いはず。それでも今回は、2年前の連載10周年記念映像でも山崎賢人が主人公の信を演じていたことで熱心なキングダムファンはある程度“覚悟”はしていたのだとか。つまり、「また山崎賢人?」「見たくなくなった」と騒いだのはあまり熱心ではないライトなファン層という説もある。
ただし、山崎が主演して昨夏公開された「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」が大コケしたことで、今度のキングダムも大爆死予想がネット上に氾濫しているのは確か。そんな中、爆死するかどうかは傍らにいる“女優”次第という声も出てきているのだとか。
「アクション系からスイーツ系まで多くのコミック実写化作品で主演した山崎ですから、いろんな旬の女優たちと共演しています。ところが映画に詳しいファンによると、山崎賢人自身はそれほど動員には影響を与えず、つまりそれほど固定された動員力があるわけではなく、実は左右するのは共演する女優ではないかという説ですね。調べてみると、大ヒットしたのは桐谷美玲『ヒロイン失格』、土屋太鳳『orange』、中ヒットが広瀬すず『四月は君の嘘』、二階堂ふみ『オオカミ少女と黒王子』、橋本環奈『斉木楠雄のΨ難』あたりとなります。そして大コケしたのが、川口春奈『一週間フレンズ。』ともう1つ。山崎のコミック原作初主演で今では黒歴史ともなっている『L・DK』ですね。ここでのヒロインは、今や資産家のパートナーとして話題の剛力彩芽。“映画館に誰もいない”とツイートされたほどの爆死ぶりでしたから、当時の剛力へのバッシングはスゴかったですね。でも、ラインナップを並べてみると、確かに女優人気は大きいかも。キングダムでは長澤まさみと橋本環奈が共演しますが、ネームバリュー的にはプラスに働きそうな気がします」(エンタメ誌ライター)
主演映画の成否は浮き沈みの激しい山崎。だが、コミック初主演の大コケからリベンジとばかりに次々と主演し有名俳優になったことはさすが。かたや、剛力は映画女優として“難あり”の烙印を押されたという現実。ところが女優として忙しくなくなったことで、いまや世界のVIP?
人生って、どうなるかわからない。
(飯野さつき)