5月18日放送の「有吉のお金発見 突撃!カネオくん」(NHK)で特集された「“人間ドック”にまつわるお金事情を大調査」がちょっとした波紋を呼んでいる。
この日の放送では、医療業界で注目されている旬な仕事として“画像診断医”の仕事現場に潜入。現在は画像診断医にかかる負担が大きすぎるため、今後はAIが導入され、その負担が軽減されるだろうといった内容だったのだが、これがまるで放送中のドラマ「ラジエーションハウス」(フジテレビ系)で窪田正孝や本田翼らが演じている放射線技師や放射線医師の仕事の詳細を紹介しているようだというのだ。
「この番組での着地点は『AIによる診断精度は人間の医師の診断能力を上回ってきたので、画像診断医の負担も軽減されつつある』でしたから、乱暴に言えば画像診断医は今が旬の仕事ではあるものの、今後はAIに仕事を奪われるということ。番組ではまだまだ画像診断医は必要だと言っていましたが、なぜこのタイミングでこの特集をNHKが組んだのか。月9ドラマによって画像診断の重要さが一般市民に知られ始めたからこそ、成立した特集なのかもしれません」(女性誌記者)
読影医とも呼ばれるこの職業。とりあえずフジが月9ドラマで取り上げる内容としてはベストタイミングだったのではないだろうか。