タレント・カンニング竹山のベビーカー発言を巡って、大論争が起きている。発言に対する感謝の言葉がある一方、批判する声も強い。
騒動のきっかけは5月24日放送の「ノンストップ!」(フジテレビ系)。通勤時間帯にベビーカーを伴って電車に乗ったところ、他の乗客から文句を言われたという視聴者からの投稿が紹介されると、竹山はこれを擁護。「電車は公共のものだから。ベビーカーなんか乗せるんじゃねえというヤツはタクシーで行けばいい」とコメント。さらに「公共のものだからルールはないから。堂々と乗って受け入れることを世の中でやらないと」と提案した。
これを世のママさんたちが絶賛。「竹山さんがはっきりと言ってくれてうれしい」「ベビーカーへの世間の対応が変わってくれればうれしい。感謝します」といった意見がSNSに上がった。
だが、放送から時間が経つにつれて批判の声が強くなっている。「満員電車にベビーカーなんてやめてくれ。邪魔とかそういうのではなく、子供が危険」「竹山は通勤時間帯の満員電車に乗ったことがないんだろ、乗ったことがあればあんなセリフは言えない」と大ブーイングだ。
「バスや電車、多くの公共交通機関はベビーカーを『広げたまま乗っていい』としています。JR東日本はベビーカー利用への理解が進むようキャンペーンもしています。ただ、一部の機関は混雑時に限ってはベビーカーを畳んで赤ちゃんを抱っこして乗るように案内しています。満員電車にベビーカーを広げたまま乗るのは考えものですね。場所を取って迷惑だからというより、ベビーカーが押しつぶされてしまう可能性があり危険だからです。そもそも赤ちゃんのことを考えたら、通勤時間帯の移動は避けるべきですし、どうしてもというならタクシーを使うべきではないでしょうか」(週刊誌記者)
竹山の発言の波紋に限らず、ベビーカー論争はまだまだ続きそうだ。