女子ゴルフ界が黄金世代を中心に人気を集める中、男子の御三家である石川遼、松山英樹、小平智は精彩を欠くばかり。表面上は、体調不良を強調するが、その実態は各選手の「チーム解体」が真相のようなのだ。そんな、それぞれの「お家事情」に7月2日発売の週刊アサヒ芸能7月11日号が迫っている。
人気低迷が叫ばれる男子ゴルフだが、ここにきて雲間から太陽がのぞく展開に。その牽引役となっているのが石川だ。スポーツ紙デスクが話す。
「石川が18年に選手会長に就任し、日本ゴルフツアー機構(JGTO)の副会長も兼務。新たな施策やみずからの国内復帰もあり、観客数が約29万人から約34万人へと増加しました。さらに今年10月には、米国男子ツアー(PGA)との共同開催『ZOZOチャンピオンシップ』(千葉・習志野CC)が加わり、賞金総額は過去最高となりました。出場者にはタイガー・ウッズも決定済みで、JGTOの青木功会長も『大いに期待感を持った1年になる』とご満悦です。ファッション通販大手の『ZOZO』の主催とあって、国内大会では史上最高額となる賞金総額975万ドル(約11億円)で、優勝賞金175万ドル(約2億円)と豪華そのものです」
さぞかし日本の御三家もタイガーとの共演に胸を踊らせているかと思いきや、
「予選落ちのない4日間72ホールのストロークプレーで初代王者を争うのですが、メンバーは米ツアーから60人、日本からは賞金ランク上位者や推薦選手ら18人の計78人。現時点で、石川と小平は推薦枠での出場になりそうなくらいの不調ぶり。このままの体たらくでは辞退なんてケースもありえますよ」(スポーツ紙ゴルフ担当記者)
二人に加え、松山英樹も今季は絶好調には程遠い。男子ゴルフの言わば、「赤面御三家」が抱える内部事情をアサヒ芸能7月11日号が最前線の現場から徹底レポートしている。