去る6月22日に最終回を迎えた、個性派俳優・古田新太が主演の連ドラ「俺のスカート、どこ行った?」(日テレ系)は、初回で視聴率が10.9%とまずまずだったもののその後は、9.7%、7~8%台が続き最終回も8.7%と、ついに10%台に返り咲けずに終わった。が、スペシャルやシリーズ化の予感もありそうな終わり方に期待を寄せている視聴者もいるようだ。
また、原田のぶお(古田)の強烈な女装姿はもちろん、「ファイティンポ!」や「お疲レインボー」などといった古田のアドリブとも取れる独特のダジャレ言葉も印象的だったこのドラマ。視聴者の反応を見てみると、〈今年の学園ドラマとしては3年A組に並ぶ傑作〉〈のぶお以外の先生も、結構なキャラでしたね。職員室での先生同士の会話、おもしろかった〉と、意外にも好意的な意見も多かった。
一方で、〈世界史の先生で里見萌役の乃木坂46・白石麻衣は、原田に好意を持っていたはずだが…〉〈関西Jr.のユニット「なにわ男子」の道枝駿佑が演じた東条正義は、高橋ひかるが演じた幼なじみの川崎結衣のことを好きなようですが、特に何の進展もなく終わってしまい残念〉といった「モヤモヤが残った」不満を漏らす声もあった。
「ただし、今回のドラマでブレイク目前と思われる演技を見せたのが、川崎を演じた、現役の女子高校生でもある、女優・高橋ひかるでしょう。《白石麻衣がオバさんに見えるくらい高校生たちがピカピカしていてまぶしい》なんて声もネットでは見られましたが、彼女は、14年の『全日本国民的美少女コンテスト』のファイナリスト。17年に『おんな城主 直虎』でNHK大河初出演、民放ドラマとして初出演の、18年7月期の『高嶺の花』(日テレ系)では、毎回キュートなキャラ扮装姿が話題に。同時期には『パフェちっく!』(フジテレビオンデマンド)で、主演も務めました。このように順調すぎるくらいの経歴は、事務所の先輩で実業家との恋愛で評判を落とした剛力彩芽や、結婚・出産で今後も女優としての活動に懸念が残る武井咲の後釜として、“急ピッチで育てていこう”という事務所側の事情も多いにありそうです」(アイドルに詳しいライター)
もっともデビューして数年のうちは〈可愛いが演技ヘタすぎる〉といった否定的な意見もかなりあった。
「ですが、やはりそこは事務所が見込んだ『ダイヤモンドの原石』。昨年の11月からファッション誌『Ray』専属モデルにも抜擢されたのもうなずける、手足が長く細身の長身で透き通るような白い肌を持つ彼女は、ドラマに登場する女性陣の中でもひときわ目を惹いていました。原田のクラスの生徒役でダンス部に所属し、“おしゃれ番長”という設定も良かったですね」(前出・ライター)
他にも、SNSなどで〈歯ぐきがちょっと出ていて、戸田恵梨香を感じさせる美人で将来が楽しみ〉といった期待を寄せるコメントも多く見られる。ただし、本人が「あこがれている」と公言しており、また〈ちょいたれ目なところが似ている〉という声もある剛力彩芽の二の舞にならないよう、しばらく恋愛面においては“垢抜けない”ままでいてほしいものだ。
(島花鈴)