朝の連続テレビ小説「なつぞら」(NHK)で主演を務め、高視聴率をマークしている女優の広瀬すず。2013年の女優デビュー以来、2015年には出演映画「海街diary」がカンヌに出品され、2016年の主演映画「ちはやふる‐上の句‐」では日本アカデミー賞優秀主演女優賞を獲得するなど、大活躍を続けている。
そんな広瀬が、なんとかなりハードなベッドシーンに初挑戦するというニュースがとびこんできた。いったいどんな映画かと思えば、芝居だという。
「野田秀樹氏率いる演劇企画制作会社NODA MAP2年半ぶりの新作舞台です。『Q:A Night At The Kabuki』というタイトルの作品ですが、これがQUEEN公認の演目で、QUEENのアルバム『オペラ座の夜』からインスパイアされて作られているのです」(芸能ライター)
QUEENの音楽なのに、なぜか舞台は江戸。そしてシェイクスピア不朽の名作「ロミオとジュリエット」がベースだという。登場する2組のロミオとジュリエットを演じるのは、松たか子、上川隆也、広瀬すず、志尊淳。
広瀬すずが演じるのは若い頃のジュリエットだが、上川に貞操を奪われ、みずから命を絶とうとする場面があるという。広瀬の清純派のイメージを脱却するいい機会だとして事務所がこの仕事を選んだとささやかれており、女優として、これから役どころの幅も広がるきっかけになることは間違いないだろう。
「野田の演出は役者をとことん追い込んでいきますから、広瀬が若いうちに野田さんと仕事できることはプラス以外の何物でもないでしょう。ハードな経験になると思いますが、野田の演出によってさらに女優として開眼できれば、さらなる大女優への道が開けると思います」(前出・芸能ライター)
長丁場の主演ドラマが終わって、すぐに野田組への参加となるだろう。心身ともに負担があるだろうが、ぜひとも頑張って、大きく羽ばたいてほしいものだ。
(伊藤その子)