関ヶ原の戦いから1年がたち、泰平の世になりつつあった日ノ本。しかし、これまで数々のいくさ場に“漢花”を咲かせてきた前田慶次が、そんな世でおとなしくしているはずもなかった。
戦国の風を求めて京をあとにし、関ヶ原の戦いが終わった後も混乱の火種を残す“最後の戦国の地”と鎮西(九州)へと旅立つのであった-。
「花の慶次-雲のかなたに-」連載終了から実に四半世紀ぶりに原哲夫氏が描く前田慶次の戦国武将を巡る旅。そして旅の中で生粋のいくさ人が魅せる最後の大傾奇の物語「前田慶次-かぶき旅-」が、現在「月刊コミックゼノン」で連載中だ。
その大スペクタクルの開幕エピソードを8月6日発売の週刊アサヒ芸能8月15・22合併号で15ページにわたり特別公開している。また、このエピソードから始まる、さらなる“かぶき”が展開される同作のコミックス第1巻が徳間書店から発売中である。うだるような暑さも吹っ飛ぶ壮大なスケールで描かれる、「破天荒な漢の物語」にどっぷり浸かってみてはいかがだろうか。