『115期新人選手 ROOKIES 応援ミッドナイトキャンペーン』として、デルカポイント5,000円分が抽選で100名に当たり、加えて吉岡稔真が推奨する新人選手5人が1着を取るごとにキャンペーン賞金がUPするというこの企画。競輪選手会ファンクラブ(JPCUFC)協力の下、競輪投票サイトのRakuten Kドリームスが、8月1日~8月18日(第2弾は9月2日~9月16日)のミッドナイト開催のチャレンジレースにて実施している。
さて、前回は、「当てやすい(予想しやすい)」のがチャレンジレースの特徴だと述べた。今回は、『不動會』にて後輩選手の指導にも当たる吉岡稔真に、デビュー期の新人選手たちに期待すること、レースの見所を聞いてみた。
◆在校成績は競輪学校を卒業したら一切関係ない──その真意とは?
強い新人を見極めるには時間がかかる……とはよく聞く話。でも、車券を購入する以上“温かく見守る”なんて余裕はないはずだ。そんなとき参考になるのが、競輪学校時代の成績。でも、吉岡いわく「在校成績は競輪学校を卒業したら一切関係ない」という。なぜか。それは「学校時代はみんなが常に自力で戦うので、先行して足を付けていく途上ではどうしても成績が悪い選手もいる」から。大事なのは、「デビューまでの練習と、デビュー後の走り方」と吉岡は言い切る。そして、「勝ちにこだわる“小さなレース”ではなく、まずは自分をアピールする走りができるかどうか」という。こうした姿勢がやがてはS級選手たちの信頼を得て、ライン戦で効果的に戦うことができるというわけだ。ギャラリー的には、“走りの質”が、新人選手たちの最大の見所ということだろう。
◆チャレンジレースをより面白く! 吉岡稔真が新人5選手を推奨したワケ
115期の新人たちを、競輪学校での研修から卒業記念、デビュー後のレースまでをもチェックしている吉岡は、「115期をみていると、勝ちを意識した選手が多い印象」なんだとか。そんな中でも、確実に自分をアピールしている選手はいるようだ。第1弾キャンペーンの一環として5人の推奨選手をピックアップしているが、その選出理由をみていこう。ぜひとも、車券選びの参考にしていただきたい。
■磯島成介
2016年の高校選抜1kmTTで1位などの自転車競技歴を持ち、競輪学校での成績は51位。脚質は「逃」。師匠は兄である105期の磯島康祐。「競輪学校時代は目立っていなかったが、デビューレースでは3連勝。デビューまでかなりしっかりした練習をしたと思われるようなレース運びで、これから期待が持てる」(吉岡評)
■坂井 洋
2017年のインカレスプリント優勝などの自転車競技歴を持ち、競輪学校での成績は1位。脚質は「逃」。宇都宮をホームバンクとし、95期の星野辰也が師匠にあたる。「在校成績1位のプライドを持った走り。自分のペースでレースをしっかりつくっているし、結果も残している。同県の神山雄一郎という大先輩もいるし、見習ってもっともっとステージを上げていって欲しい」(吉岡評)
■山本修平
2017年の全日本学生選手権トラック自転車競技大会1kmTTで1位などの自転車競技歴を持ち、競輪学校での成績は2位。脚質は「逃」。立川をホームバンクとし、79期の山崎充央が師匠にあたる。「先行で誰も前に出させないなど若手らしいレースをしているが、まだまだ粗削り。ラインを信用して走ればもっと結果も付いてくるはず」(吉岡評)
■脇本優希
2016年のジュニア世界選手権チームスプリント7位などの自転車競技歴を持ち、競輪学校での成績は35位。脚質は「逃」。福井をホームバンクとし、師匠は兄である94期の脇本雄太。「兄に負けじと先行に意欲を燃やしている。自分のペースでレースをつくれているし、兄のように気持ちが伝わるレースをしている。そんなところが、これから強くなっていく感じがする」(吉岡評)
■谷 和也
2016年の全国高校総体自転車競技大会ポイントレース2位などの自転車競技歴を持ち、競輪学校での成績は16位。脚質は「逃」。師匠は81期の佛田一夫。「デビューレースではジャンから一気に踏み、しっかり叩き切って後続をちぎった。この思い切りのよさが谷のよいところ。決勝では同期の坂井と走って2位だったけど、“負けても強し!”という印象を残した」(吉岡評)
デビュー間もない新人選手たちのレースの見所、注目の選手のプロフィールをチェックした。後は、思う存分レースを楽しむだけ。観客なしで行われるミッドナイト開催のチャレンジレース。インターネット環境があれば視聴もできるし、投票による車券の購入も24時間可能だ。新人選手たちの“がむしゃら”な戦いを観ながら、自宅で大いに盛り上がってみてはいかがだろうか。
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