以前から頼りないとは思っていたが、ここまでとは…。太川陽介と蛭子能収からバトンを受けた、新バス旅コンビの田中要次と羽田圭介にあきれ声が上がっている。
前コンビの「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」から新コンビに代わり、タイトルに「Z」がついた「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z」(テレビ東京系)。9月28日に、その第11回(特別編を含む)が放送されたが、2人はあまり成長が見られないようだ。
今回、マドンナの優木まおみに終始ペースを握られっぱなし、あげくの果てにはガチギレされる醜態を晒してしまったのだ。
田中はすぐに休みたがるタイプ。情報収集もおろそかにしがち。それが優木をイラ立たせたようだ。旅が始まった直後、地図を細かくチェックする優木を見た田中は「(自分も)地図を見るふりだけでもしよう」とおちゃらける。その後の情報収集の場面でも優木にまかせっきりだった。
2人のダメっぷりに優木はイライラを溜め込むばかり。JR串間駅でバスの乗り継ぎをしようと情報収集した時のこと。ひとまずの目的地とした志布志までのバスがないとわかり、羽田は近くの大黒リゾートまで歩いて行こうと提案した。
「羽田はしっかりと情報収集せず、先走る傾向があります。ここでも羽田は大黒リゾートから先の情報がわかっていないにもかかわらず、すぐにでも歩き始めるべきだと言い張りました。それに優木が『(バス案内所の人に)聞けることを聞いておいたほうがいいですよ。今、一番聞ける人がいるんだから』と強い口調で抗議したんです。羽田はそれをしぶしぶ認めるしかありませんでした。バス旅は初めての優木に、羽田がやりこめられてしまったんです。どっちがベテランなのかわからないぐらいでした」(テレビ誌ライター)
ナレーションのキートン山田が「なんだかピリピリしてますけど」と心配するほどの修羅場となった。
優木の奮闘もむなしく、旅は目的地の100キロメートル以上手前でリタイア。近年まれに見る大惨敗に終わっている。マドンナからダメ出しされる格好となった新コンビ。このままではメンバー交代も現実のものになるかもしれない。同時に優木のがんばりばかりが目立つ旅となった。