嵐が10月9日、公式YouTubeチャンネル「ARASHI Official Channel」を開設した。アップされたのは、デビュー曲の「A・RA・SHI」と「truth」「Happiness」「Monster」「Love so sweet」の5曲だ。さっそくファンがアクセス。たちまちのうちに100万回を越える動画再生回数をカウント。開設翌日の10月10日には、5本合わせて視聴数629万回、チャンネル登録者数92万人を突破、10月15日現在でチャンネル登録者数は100万人超のすさまじい勢いをみせている。
また同日、サブスクリプション型(定額制)音楽ストリーミングサービスの配信もスタートさせた。2億3000万人という世界一の登録者数を誇るSpotifyやApple Music、Amazon Musicなど主要音楽ストリーミングサービスの利用ができるようになった。ネットではジャニーズ事務所の大英断を高く評価する声が渦巻いた。
「ジャニーズ事務所といえば、肖像権を守るため、これまで頑なに画像や動画を制限し、いっさいのネット登場を認めなかった。それがFC会員限定の動画サービスに続いて、公式YouTubeチャンネル開局のみならず、音楽ストリーミングサービスにまで進出するとは驚き。ジャニー喜多川氏が亡くなり、ジャニーズ事務所の経営陣が一新されたとたん、一気に改革の嵐が吹き荒れるとは。ファンは嬉しさもさることながらびっくりの連続でしょうね」(芸能ライター)
今、ネットで話題になっているのが、arashi5officialという嵐のツイッターとインスタグラムアカウント。8月に作成されたものの、どちらも非公開のまま。嵐ファンの作成によるものか、ジャニーズ事務所が作ったものかは判然としないが、YouTubeに進出したことから考えても、年内SNS解禁、一般公開に踏み切るのではとファンは色めき立っている。ジャニーズウオッチャーが言う。
「10月6日、嵐が米・ハリウッドで目撃されました。カメラが搭載された牽引車にクラシックなオープンカーに乗り込んだ5人が撮影に望んでいたそうです。大音量で音楽を流しており、歌声は嵐なのに聞いたことのない曲だったことから、新曲のMV撮影だったのでは?ともっぱら。YouTubeにあげるための新作動画かもしれません。エキストラも入れ込んだ本格的な撮影だったようです。10月7日夜の『news zero』(日本テレビ系)の生放送に櫻井翔が無事出演していることから考えて、とんぼ返りのタイトなスケジュールだった様子。YouTubeチャンネル進出は画期的ですが、コメント欄がオープンになっており、書き込み数は8700を突破。世界各国、様々な言語でリアルな感想がバンバン書き込まれており、お祭り状態。今後、アンチファンの標的にならないか、大いに心配です」
10月16日に「5×20 All the BEST!! CLIPS 1999-2019」が発売される嵐。直前の無料動画公開解禁が追い風となって売り上げアップとなるか。
(塩勢知央)