ただ、所属先のホリプロのガードも徹底していて、
「打ち上げでは、アクション演技が初めてだった若手俳優の岡田健史(20)にトレーニング方法や食事法を丁寧に伝授していましたが、撮影現場やテレビ局の楽屋などでは、常に女性スタッフが付き添っていて、男性と2人きりになるシーンはここ数年、見たことがないですね」(映画関係者)
その「鉄則」は綾瀬自身も自覚しているようで、テレビ局のスタッフいわく、
「最近の綾瀬の警戒ぶりはこれまで以上で、親しい女性スタッフとの会話でも、男の話題になるとかたくなに口を閉じてしまうほどです。たとえ昔からの男友達であっても、2人きりになるのを避けていますよ」
そこまで男を避けなければいけないのも、そのボディの魅力ゆえだろう。
「なんせ映画『奥様──』は、ハードアクションが見どころだけに、綾瀬の体はウエストがキュッと締まり、みごとなヒップアップで、自慢のFカップなんてロケット乳に進化してますからね。変な男が寄りつかないか、気を揉んでいるように見えますよ」(スタッフ)
ホリプロ3姉妹と呼ばれる深田恭子(36)と石原さとみ(32)のスキャンダルが出たことはあっても、綾瀬は決め手となるツーショットを撮られたことがない。
「過去、映画やドラマの共演者だった山田孝之(36)や亀梨和也(33)、向井理(37)と交際報道が流れるも、決定的な写真はなく、噂の域を出ない。17歳年上の大沢たかお(51)と、3歳年下の松坂桃李(31)の時はマンションに通う姿こそキャッチされたが、肝心のデートシーンは撮られていない。隠し事のできない性格の綾瀬は、恋人ができると事務所に報告したうえで、きちんとバックアップを受けているからだと言われている」(スポーツ紙記者)
ホリプロサイドの徹底ガードについて、写真誌カメラマンが明かす。
「最近は週刊誌に限らず、デジタル系ニュースも綾瀬を狙っていて、事務所の送迎車が尾行されるのは日常茶飯事。そのためにスゴ腕のドライバーを複数抱えているのは有名な話ですね。時にはカーチェイスにもなるし、高速道路や地下駐車場を利用してオートバイの追跡を振り切ることもあるそうで‥‥。テレビ局や撮影所の送迎にしても、時間帯を考慮しつつ、複数のルートを使い分けている」
そこまで念入りに鉄壁ガードしなければならないほど、今の綾瀬は「取り扱い注意」の女優ということなのだ。
「ホリプロは綾瀬をただの人気女優ではなく、国民的女優に育て上げようとしている。それは、現在のCM契約企業を見れば一目瞭然でしょう。日本生命、コカ・コーラ、パナソニック、全日空、P&G、キッコーマンと、各業界の雄ばかり。ギャラの総額は推定で3億円以上と見られています」(スポーツ紙記者)
そのうえ、この6社に共通するのはいずれも東京五輪のスポンサー企業であることだ。
「婚約や結婚などのおめでたい報道ならともかく、スキャンダル性のあるニュースでイジられることをNHKはじめ各スポンサーも極端に嫌いますからね。その点、綾瀬なら安心できる。こうした側面も、司会抜擢の早期決定の理由かもしれませんね」(女性誌デスク)
紅白に向けて年内はおろか、来年の東京五輪が終わるまで、綾瀬の「ハレンチ醜聞」が出ることはなさそうだ。