令和初となるNHK紅白歌合戦の紅組司会者は、大方の予想を裏切り、女優の綾瀬はるか(34)に決まった。その裏にはNHKへの貢献度だけでなく、東京五輪を来年に控え、たわわな胸に寄りつく男たちをかわすための、徹底したスキャンダル封印策が講じられていた。
記念すべき70回目のNHK紅白の司会者は、意外にも早い発表となった。スポーツ紙記者が話す。
「本命は19年前期の朝ドラ『なつぞら』のヒロインで、昨年の紅組司会を務めた女優の広瀬すず(21)で、対抗は現在放送中の朝ドラ『スカーレット』で主役を張る戸田恵梨香(31)でしたが、あっさりと大河ドラマ『いだてん』第1部の主人公・金栗四三の妻を演じた綾瀬に決まった。昨年より1カ月も早い異例の発表でしたが、実は今春にはすでに内定していたようです。今年の紅白は来年の東京五輪を意識した演出が欠かせない。そこで、13年と15年に紅組司会をした経験と、ここ数年でアスリートのように肉体改造した点も高評価だったのでしょう」
確かに「いだてん」では自転車で汽車と並走するなど、はつらつとした健康美が話題になったものだ。
「視聴率こそ3%台という史上最低の数字を残しましたが、鎖骨のあたりまで露出しての冷水浴シーンなど、まさに一肌脱いで華を添えた。16年から3シーズンにわたって放送された『精霊の守り人』(NHK)では初の本格的なアクションに挑戦。視聴率こそ低迷するも、これが17年のドラマ『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)の大ヒットにつながった。食生活まで細心の注意を払うストイックな生活を送ることで、自慢のFカップを維持したままの肉体改造に成功したのです」(女性誌デスク)
好調だった「奥様──」の映画化も順調に進み、すでに8月21日にクランクアップしている。映画関係者が振り返る。
「翌日、都内のカジュアルレストランで打ち上げがありました。すっかり国民的女優の貫禄がつき、座長として宴を盛り上げていた。共演の西島秀俊(48)が遅刻し、カラオケ店での二次会も不参加の中、綾瀬はお開きとなった深夜2時頃までつきあってましたね」
まさに「秀外恵中」を絵に描いたような綾瀬がモテないはずがない。