芸人らしい振る舞いといえばそうだが、世間の人々としてはどうも腑に落ちない!?
NON STYLE・井上裕介が都内で行われた人気コミック「宇宙兄弟」のスペシャルトークショーに出席したのは10月26日。申告漏れと所得隠しが発覚したチュートリアル・徳井義実の騒動を盛大にイジった。同イベントでは同漫画のクイズ大会を制した熱狂的なファンと、同じく同漫画が大好きな井上とで、クイズ対決を開催。
第一問で「主人公のムッタが会社をクビにされたのはなぜ」とお題が出されると、井上は「所得隠し」と回答。その後も「記憶にないから!十数年前のことなんで。記憶の抜け具合ひどいんですよ」と、徳井が謝罪会見で放った言葉を意識したであろうコメントをして、爆笑をとっていた。
また、井上に限らず、ダウンタウンの松本人志も26日深夜に放送された「松本家の休日」(ABCテレビ)にて、「よう考えたら、オレ、ギャラなんぼか知らんねん。ギャラ、聞いてない。1回会社から『チューリップ』に入って…」と、徳井の個人会社名を出したりと、イジっている。
井上も徳井イジりで場を沸かせたことにさぞや手応えを感じたことだろうが、この出来事をネットニュースで知った人々からは「全然笑えない」「井上はあんま調子に乗ってると痛い目見るぞ」「クイズの正解は『飲酒運転して当て逃げ』しただろ!」「徳井も問題アリだが、お前が言える立場か?」「「当て逃げの癖に偉そうに」「今更だが、あの件は飲酒運転だと思ってるぞ」など、井上に対して批判的な意見が多数見られている。
「16年にタクシーの運転手に軽傷を負わせる当て逃げ事故を起こし、約3カ月半もの間、芸能活動を自粛する不祥事を起こしていた井上ですから、徳井をイジれる立場ではないというのが世間の見解でしょう。また、井上は7月深夜に自宅で窓を開けてダンスミュージックを流して、複数の男女と大騒ぎしていたため、近隣住民が警察に通報して警察が駆けつける騒音騒ぎを起こしていたことが週刊誌に報じられていました。その意識の低さから考えても、井上もやたらポジティブな性格ですから、本人としてはすでにミソギが済んでいるという感覚なのかもしれませんね」(エンタメ誌ライター)
ちなみに次長課長の河本準一は9月に更新したブログで、電車内で居合わせた乗客が80歳前後の老人が立っていたことに気付いていたにも関わらず、優先席に座っていたことに〈おれ、河本準一キレてる。いや、絶対許さん〉と怒りを露わにしていたが、こちらも過去の生活保護不正受給騒動を掘り返され、同様に叩かれる羽目に。
世間は思いのほか、過去の不祥事に厳しいということは芸能人側も認識しておく必要があるだろう。
(田中康)