11月21日、ジャニーズWESTの濱田崇裕が「SASUKE」(TBS系)のセットの体験日にケガをしたと、TBSが発表した。TBSによると、濱田はSASUKEに出演予定で、20日に競技を体験。ウイングスライダーに挑んだ際、落下してウレタンマットに着地。左足をひねり、左頸骨遠位部を骨折したという。
ところが、ケガをしたという事実とは別に、このニュースに騒然となっているのがSASUKEファン、そして出場者の面々だ。
「SASUKEはいつも一発勝負で、ベテランの出場者といえども事前練習はさせてもらえませんでした。そのため、トップの選手たちは自宅の庭にエリアを作ったり、すでに作っている人のところで練習させてもらっています。ゴールデンボンバーの樽美酒研二も自腹で倉庫を借り、そこに苦手なエリアを作って練習しています。SASUKEには同じジャニーズの塚田僚一がすでに参戦していますが、彼も仲間の施設で練習させてもらうなどしています。それが、濱田は特別扱いして練習させていた。選手から反発が起きても不思議ではありません」(芸能ライター)
次のSASUKEの収録を間近に控えていることもあってか、選手たちは特にこれを問題視するような発言はしていない。ただ、SASUKE新世代のひとりでトランポリンパフォーマーの長崎峻侑さんはツイッターで〈練習していいんだ〉とつぶやいている(すでに削除ずみ)。
この投稿からはジャニーズタレントに局側が練習させていたことに対し、疑問視しているのがうかがえる。
「場合によっては選手がSASUKEから離れ、番組存続の危機に瀕してしまうかもしれません。危機は過去にもありました。実は樽美酒研二は16年の第32回大会の時に、一度はSASUKEを離れる決意をしているんです。この大会は夜露が発生し、1stステージで有力選手が手や足を滑らせて次々と脱落しました。樽美酒もその1人です。ところが、残り7人となった時点で翌日に延期が決定。夜露のせいで失敗した樽美酒たちに救済措置はなかったんです。怒りのやり場を失った樽美酒は引退を決意しています、この時、彼は結局戻って来たんですが‥。彼が運営サイドに裏切られたと感じれば、引退は十分ある。他の一般の選手たちも同様です」(前出・芸能ライター)
大みそかの特番に放送され、今やTBSの看板番組となったSASUKE。今後の対応が気になるところだ。