芸能

染谷まさ美、水谷ケイらの「今」を大追跡!/あの「色香女王」と感涙再会(3)

 男とは「リビドーを刺激したオンナ」を、永遠に忘れない生き物である。アサ芸にも貢献してくれた歴代の魔女たちを追う。

 まず、日本で初めて全脱ぎ映画のシンボルのように呼ばれたのが、東映のスケバン映画や実録モノで活躍した池玲子(66)。さる映画ライターが言う。

「90センチの豊かなバストが目を引き、主演デビュー作の『温泉みみず芸者』(71年、東映)を撮影した時はまだ16歳。当時のおおらかな映画事情がわかります。その肢体には、菅原文太も熱心に入れあげていたようです」

 その後、東映との確執や法律違反の薬物の取締法違反での逮捕などが続き、82年には所属事務所が倒産したことで引退を決意。元プロ野球選手と結婚し、2児の母として表舞台からは姿を消した。

 70年代のバラエティー番組やドラマで爆裂バストの持ち主、という役どころが多かったのがホーン・ユキ(69)。B90・W60・H90のボディは、和製モンローの呼び名に恥じなかった。

 結婚して次男出産後の81年、露口茂主演の時代劇スペシャルドラマでは相手役に指名され、カラミのシーンも用意されていた。そこで事件が起こったことを、かつて週刊アサヒ芸能に明かしている。それによると

「出番が押したので」胸が「パンパンに張ってしまいまして。肌襦袢も布団も」胸から出る“ミルク”で「ビシャビシャになってしまいました(笑)」という。

 現在は名作映画を流しながら歌う「スクリーンライブ」を定期的に開催しているという。

 鼻にかかる甘い歌声が魅力だった奥村チヨ(72)は、18年いっぱいでの引退を宣言し、12月31日を最後に芸能界から姿を消す。69年のヒット曲「恋の奴隷」は、男に隷属的な歌詞が倫理に反するとして、NHKでの歌唱を禁止された。また、自宅にまで狂信的なファンが何人も押しかけたことが当時の奥村を苦しめていた。引退によって、当時のストレスからも解放されたのだろうか。

 90年代の艶っぽグループ全盛期に活躍したのは、「セクシーメイツ」に在籍した染谷まさ美(48)。96年に突発引退。その後、有名俳優との熱愛発覚など騒動が続いたが、現在は結婚して平穏に暮らしている。

「仕事のほうもかなり忙しくなっていますので、落ち着いたらまた誌面に登場させてください」

 慌ただしい合間を縫ってアサ芸にそんな“予告”を伝えてくれた。

「アグネス・ラムの再来」「グラビア界の黒船」として06年に初来日したのがリア・ディゾン(33)だ。愛らしい顔だちながら、透けた素材を着ての肌見せも辞さない思い切りのよさで、たちまち旋風を巻き起こす。翌年12月には、歌手として紅白歌合戦への出場も果たした。ただし、人気の渦中にありながら08年にスタイリストと結婚、妊娠の報告をする。凋落した人気は、19年に「日本での歌手活動を再開」と発表しても、もはや取り戻すことはできなかった。

 艶っぽすぎる顔だちとB90・W60・H90のプロポーションで90年代最強のフェロモン女王と言うべきなのが水谷ケイ(45)だ。Vシネや写真集では、ため息が出るような肢体を見せつけてくれたが、現在はタレント業と並行して新しい顔も。

「8年ほど前から三軒茶屋に『ざんげ de night』というカラオケスナックをオープンさせました。コンセプトは『家飲み』なので、ゆる~く楽しんでいただければ」

 本人はそう言うが、あの爆裂バストが目の前にあっては「ゆる~く」はいられないかも。

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