母となった前田敦子に新たな当たり役が回ってきたようだ。
2月1日スタートの前田主演ドラマ「伝説のお母さん」(NHK)は、かねもとによる同名漫画の実写ドラマ化だ。舞台は誰もが知っているロールプレイングゲームを思わせる架空の世界。“伝説の魔法使い”メイ(前田)は、国王(大倉孝二)から魔王(大地真央)討伐に招集されたものの、8カ月になる赤ちゃんの預け先が見つからず、子連れで冒険に出発することに。“子育て”、待機児童問題など、現実社会で起きている難易度高めの問題が、ゲームの中の出来事のように軽くコミカルに描かれていながらも、しっかり心に刺さるドラマとなっている。
ネット上ではすでに「あっちゃんの私生活と演じてる役がだぶるわ~」「これ、すっごくおもしろい。山田孝之の『勇者ヨシヒコ』と入り口は似てるけど全然違う」「パッと見は軽いけど、社会問題がてんこ盛りに詰まっててすごい」など、大反響となっている。
「まったく育児を手伝ってくれない夫のモブ夫(玉置玲央)に対し、泣きだしそうになりながら『もうゲームするのやめてよぉ』『まだごはん食べさせてくれてなかったの?』などとキーキー言う前田の姿は、とにかく説得力があり、共感性がバツグンです。また第2話から登場する大地真央演じる魔王の存在感にも期待せずにはいられません」(テレビ誌ライター)
子連れで冒険に出かける魔法使いのメイのアタフタぶりが想像できるだけに、続きが楽しみだ。