〈寛大な判決が下りました今も、法を犯す事の重大さを痛感しております。今後は、絶対にこの様な事を起こさない事を、堅くお約束いたします〉(ママ)
という、21年前の“誓い”が、虚しくも破られてしまった。
2月13日、人気シンガーソングライター・槇原敬之容疑者が、俗に「シャブ」と呼ばれるものなど法律違反の薬物を所持していた疑いで、警視庁に逮捕されていたことがわかった。
「港区のマンションで、複数の薬物を所持していた疑いが持たれています。18年に槇原の個人事務所元社長の男性が、薬物使用で逮捕・起訴されており、その後、警視庁は槇原の動向を追っていた中、今回の逮捕へとつながったようです」(芸能記者)
槇原は99年8月にも同じ容疑で逮捕されており、今回が21年ぶり二度目の薬物による逮捕となった。
「前回の逮捕から20年以上が経っていることもあり、有罪になったとしても所持していた量も少ないことから執行猶予がつく可能性が高いとも見られています。昨年から1年をかけてデビュー30周年のプロジェクトを進行中で、3月4日にはセルフカバーアルバムの発売が控えていた。他にもベストアルバムのリリースや秋冬にはツアーの開催も決まっていました。99年の時は、CDがショップの店頭から回収される動きがありましたが、周囲への影響、与える損失の大きさは前回以上になりそうです」(前出・芸能記者)
再起への道のりも、前回以上に厳しく険しいものになることは間違いない。バカなことをしたものである。
(露口正義)