「2019年 第93回キネマ旬報ベスト・テン」の表彰式が11日、都内で行われ、新人女優賞の関水渚が登壇。関水は主演を務めた「町田くんの世界」での演技が評価された。
映画「カイジ ファイナルゲーム」(公開中)、映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」(5月公開予定)に出演する彼女は今、大注目の女優。
「石原さとみに憧れ、15年のホリプロスカウトキャラバンに出場し、ファイナリストに選ばれ芸能界入りして、17年にアクエリアスのCMでデビュー。同年、『少年サンデー』『ヤングマガジン』ではグラドルとして初登場で表紙を飾りました。19年に『町田くんの世界』で1000人超のオーディションを勝ち抜き女優デビューしました。今回のキネ旬のほか、山路ふみ子映画賞・新人女優賞、毎日映画コンクール・スポニチグランプリ新人賞、ブルーリボン賞新人賞を受賞しています」
とは、エンタメ誌記者。
「『町田くんの世界』の石井裕也監督は過去に満島ひかり、石橋静河を起用。彼女らはそこから飛躍していますので、関水も同じようなコースをたどっていくと思います」(前出・エンタメ誌記者)
表彰式では「ひとつの目標としては朝ドラにいつか出演できたらなと思っております」と語った関水。そのうち、この目標を達成してもおかしくない。
(鈴木十朗)