デビュー以来、連戦連勝の快進撃を続ける藤井聡太四段。6月21日に大坂の関西将棋会館で行われた王将戦一次予選では、対局相手の澤田真吾六段に勝ち、見事28連勝を果たした。そんな中、藤井四段が対局中に昼食として食べる“勝負メシ”が今、大きな注目を浴びている。
「藤井四段は無類の麺好きで知られています。この対局の前に食べたのは、大阪市福島区にあるそば・うどん店の『小雀弥』の『胡麻味噌とじうどん』。会館近くにあり、師匠の杉本昌隆七段に“あそこはうまいからぜひ食べたほうがいい”と言われて行ったそうです。藤井四段は6月15日の対局でも、ここのぶっかけそばといなり寿司のセットを食べたそうですよ」(スポーツ紙記者)
「胡麻味噌とじうどん」は豚肉や白菜、卵などが入っており、坦々麺のように辛みのあるスープが特徴。藤井四段はこれを食べて身体が熱くなったのか、昼休憩明けにはジャケットを脱いで対局に臨んでいた。麺類好きの藤井四段が頼んだことで話題になったメニューはそれだけではない。5月25日の対局では千駄ヶ谷・将棋会館近くの「ほそ島や」で注文したチャーシューメンが話題になった。
「『ほそ島や』は将棋会館の近くにあるため、もともと昔から棋士たちがこよなく愛してやまない店として有名です。将棋ファンにも知られた店で、ソバやカツ丼を注文した写真をツイッターやフェイスブックにアップするファンも多くいます」(前出・スポーツ紙記者)
その証拠にツイッターでも「藤井聡太さんが頼んだチャーシューメンを注文しようとしたら、注文殺到でスープ切れとなり、まさかの売り切れ」「ほそ島やのチャーシューメンめっちゃ売れてて笑う」などその盛況ぶりをうかがわせた。
次の対局ではどんな“勝負メシ”ならぬ“勝負メン”を注文するのか、そちらも気になるところだ。