M-1は大好評だったが、こちらのイベントには容赦ないコメントが殺到!?
3月8日に放送された“ひとり芸日本一”を決めるお笑いコンテスト「R-1ぐらんぷり2020」(フジテレビ系)の決勝戦で、お笑いコンビ・マヂカルラブリーの野田クリスタルがみごと18代目のチャンピオンに輝いた。
野田は「M-1グランプリ」「キングオブコント」でも決勝に進出していたこともあり、お笑い3大会でファイナリストに入るという初の偉業を達成している実力だが、昨年の同大会では2回戦落ちという結果だっただけに、優勝が決まると、喜びを爆発させた。
そんな野田が2532人の頂点に立った同大会については審査員の勝俣州和は「レベルが高い」と今大会を絶賛していた。
しかし、視聴者からは「え、予選かと思うぐらいクスリともしなかったよ」「勝俣は何言ってんだ、むしろ近年稀に見るつまらなさだったけど…」「まず、審査員をちゃんとしたのをそろえるべき。勝俣は芸人でもないし、ただのタレントだろ」「審査員はスケジュールが空いてた人に手当たり次第にオファーをかけたのかな」「審査員と視聴者の感覚にギャップがありすぎだろ」など、大会のレベルにガッカリしたというコメントが目立っていた。
「新型コロナウイルス感染拡大予防のため、無観客での開催となったを差し引いても、あまり笑えなかったという意見が多かったです。昨年末に放送された『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)はハイレベルな戦いが繰り広げらていたこともあって、どうしても比べられてしまったようですね。また、出場した芸人だけではなく、勝俣や桂三枝、久本雅美などといった審査員のメンツにも視聴者は不満があるようです。というのも、視聴者の間では、Cブロックに登場したヒューマン中村、ワタリ119の評価が高かったものの、審査員からまったく票が入らず、決勝ステージに進出することができなかったため、違和感を覚える人が多かったようです。正直、M-1やキングオブコントと比べると審査員についても、勝俣を筆頭に、人選ももうひとつピンときませんでした」(エンタメ誌ライター)
M-1とおもしろさを比較されてしまうのは芸人たちが気の毒なところだが、番組側もコンテストを盛り上げるためにもうひと工夫べきだったか?
(権田力也)